近年の夏は暑さが厳しく、畑の水やりは時間も体力も必要になります。
そこで今年は、200Lタンクを使った点滴潅水を本格的に導入しました。
昨年から試していたのですが、水量不足で十分な効果を感じられませんでした。
今年は設備を見直したことで、水やりの負担が大きく減っています。
今回は設置方法と、実際に使って感じたメリット・デメリットをまとめます。
点滴潅水を導入した理由
畑に点滴潅水を導入した理由はこちらです。
利用している真砂土の畑は、とても乾燥しやすい畑です。
近年、梅雨が明けると一気に気温が上昇し、しかも1か月以上雨が降らないことも珍しくありません。
畑全体へ十分に潅水しようとすると、大量の水だけでなく、時間や体力、さらにポンプをう動かすためのエネルギーも必要になります。
すごくいろいろと検討した結果、点滴潅水を導入することにしました。
高低差を利用した点滴潅水
点滴潅水でチューブに水を送る方法として、高低差を利用した方法を実施することにしました。
タンクの設置

昨年はポリバケツを利用しましたが、水量が足りませんでした。
そこで今年は、200Lのタンクを使用することにしました。
タンクの高さを出すために、ブロックを使用することにしました。
200Lのタンクに満水まで貯めるとかなりの重さになるので、安全性をコストを両立できる方法を考えました。
一番下には防草シートを張り、ブロックの上下には重みが均等に掛かるように板を挟んでいます。
ブロックは2段にすることで、無事に水をチューブに送ることができました。
ブロック1段では畝の高さと同じくらいになり、高さが足りませんでした。
畑の畝の長さは14~20mなのですが、このくらいの長さの畝ならブロック2段で送れましたがもっと長い畝なら変わってくるかもしれません。
ポンプで水を汲み上げて200リットルのタンクに入れ、排水のところをホースにつないで点滴チューブに繋いでいます。
点滴チューブの設置

点滴チューブは「恵水」を使用しています。
昨年は1畝に3列チューブを設置したりもしたのですが、限られた水をより深く浸透させたいので、今年は1畝に1本チューブを設置しています。
ちなみにチューブの穴は上に向けるのが正しいそうです。
昨年は穴を下向きにもして試しましたが、点滴の確認がしやすく、不純物も詰まりにくいことから、現在は上向きで使用しています。
落ち葉マルチ

保湿のため、そしてチューブの劣化や温度の上昇を防ぐために、優先的に保湿したいきゅうりの畝には落ち葉のマルチをしています。
落ち葉を被せても水が浸透するか心配でしたが、問題なく土まで届いていました。
使って感じたメリット・デメリット
実際に点滴潅水を実施してみて感じたメリット・デメリットです。
メリット面では、水やりに対する負担が思った通りにかなり減りました。
しっかりと深く水やりできるので、きゅうりの畝でも何日かに1回の水やりで済んでいます。
重いホースやじょうろを持って、畑を歩き回らなくてもよくなります。

デメリットとしては、設置に地味にお金がかかることです。
チューブのストッパーなど細かいものもいろいろと必要になってきます。
それから、点滴潅水は夕方200Lのタンクを設置して1畝分しかあげれていません。それを毎日夕方仕掛けに行っています。
一気に全体に水やりをするには、全体にいきわたるような設置をしなければいけなく、なかなか大変だなと思います。
こつこつ年々増やしていこうかなと思っているところです。
まとめ
今回は200Lタンクを利用した点滴潅水を導入しました。

水やりの負担はかなり軽減し、特に一番水やりが心配だったきゅうりが無事に収穫できています。
きゅうりの畝の水やりは何日空けて大丈夫なのか、実験中でもあります。
この方法で酷暑を乗り切れるのか、夏の終わりに改めて検証したいと思います。

