【緑肥のすき込み方】手作業、耕耘機(管理機)を使ったすき込み

畑仕事

畑では積極的に緑肥を育てています。

トラクターやハンマーナイフモアを持っていないので、すき込むのが大変です。今まで試行錯誤しながらすき込んできました。

結果、現在以下の3パターンのすき込み方法で落ち着いています。

  1. 細かく刻んですき込む
  2. 穴を掘って埋める
  3. マルチとして使用する(堆肥化させてからすき込む)

手作業で、または管理機を使用して緑肥をすき込もうと思ってる方に参考になればと思い、まとめてみました。

パターン① 細かく刻んですき込む

緑肥を細かく刻んですき込む、一番理想的な方法です。

しかし手作業だと大変です。刈払機で2等分か3等分するように刈ってから管理機ですき込みます。

少量であれば、スコップやクワですき込んだりもします。

パターン② 穴を掘って埋める

畝に穴(溝)を掘って埋める方法です。

クワや管理機の培土器(畝立て器)を使って溝を掘って、ある程度長いままの刈った緑肥を埋めます。

メリットは、緑肥を細かく刻まなくてもいいということです。

デメリットは、畝の土にムラができるという点です。可能であれば全体に埋めたいところですが、それもまた大変。

また、緑肥を埋めた真上には苗を定植しづらいです。埋めた緑肥をかき分けて定植しなければいけません。

畝の真ん中に緑肥を埋めてその両脇に2条植えしたり、畝の片側に緑肥を埋めてその反対側に野菜を植えるといいです。

緑肥は大きい形で埋めるので、細かくした場合よりも分解に時間が掛かります

パターン③ マルチとして使用する(堆肥化させてからすき込む)

私が一番やっているのはこの方法です。

緑肥は刈って、まずはマルチとして使用します。

畝の上で堆肥化させて、すき込みやすい状態になったらすき込みます。

特にライ麦えん麦が、敷き藁のような感じになるので向いているように思います。

緑肥を育てることにより、地上部の量と同量くらいの量の根(有機物)が土中に供給されていることになるので、すぐにすき込まなくても一定の効果はあると思います。

刈った緑肥はいったんよけて、代わりにすき込みやすい落ち葉・もみ殻などを管理機ですきこみ、その上にマルチとして被せることもしています。

まとめ

トラクターを使用しない、3つの緑肥のすき込み方法についてご紹介しました。

他にも簡単な方法があったら取り入れたいし、紹介していこうと思います。

緑肥の活用は、畑に有機物と微生物がどんどん増えて肥えていき、環境にも優しい方法です。

大きな機械がなくても、緑肥を活用して美味しい野菜を育てていきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました