おいしい味噌を、素材から作りたい!【大豆栽培編】

味噌づくり

最近は農地探しも行き詰まってきたので、個人的な趣味になるかもしれない内容ですが、書こうと思います。

4年前から毎年、味噌を自分で仕込むようになりました。気軽に始めた味噌づくりでしたが、手作り味噌は美味しいし奥深く、どんどんエスカレートしつつあります。

きっかけは「味噌づくりセット」の購入

味噌の材料の大豆米麹、そしてレシピがセットになった「味噌づくりセット」を直売所でみつけて購入したのが、味噌づくりを始めたきっかけです。(直売所の記事を書いたときにも少ーし触れましたが)

塩と保存容器などは別で購入し、大豆を煮るのは大変だな、やっぱり面倒だなと思いつつも仕込んでみました。

7カ月以上寝かせて完成し、恐る恐る食べてみた味噌は、美味しく感じました。だんだんと発酵が進み、色も匂いも「味噌」に変わっていく様子が見れたことも美味しく感じる要因かもしれません。

味噌づくりセットは、材料を探す手間もなく楽だったのですが、引っ越したために購入が困難になりました。量の多い大豆や米麹を探してそろえるのは大変で、少量パックのものをたくさん購入すると割高な気がします。

昨年からは、米麹も手作りするようになりました。お米を蒸して、種麹を生やします。

今度は、大豆を自分で栽培したいと思います!借りている市民農園で育ててみようと思います。

大豆の種まきと発芽

大豆の品種選び

実は大豆の栽培は、昨年初挑戦して失敗しています。カメムシに吸われて全滅でした。

育てたのは「鶴の子大豆」という品種でした。青いうちは枝豆としても収穫ができるし、大豆としても品質が良く味噌づくりにもいいと思い選びました。

しかしカメムシの被害にあい、スカスカの鞘しかできませんでした。農薬を使用していないので、防虫ネットはすべきだったかな。

今回は、「えんれい大豆」という品種を選んでみました。食味、風味ともに抜群の白大豆で、みそ豆にも向くとのこと!こちらも枝豆としても美味しいそうです。

鶴の子大豆を購入したときは、生産地が北海道だったことも気になっていました。栽培経験もないのに、環境が違うから育てるのが難しいかなと。えんれい大豆は、広域性があるため多くの場所での栽培が可能な品種ということも選んだ理由です。

種まきと発芽

6月29日にまいた大豆の種は、現在発芽しています。

何株育ててどのくらいの大豆が収穫できるものなのか。全然わかりませんが、70粒くらい種をまいています。発芽率は75%以上ですが、ほとんど芽が出ています。

培養土は無肥料の土に、ひとつまみの自作したぼかし肥料を入れています。有機で農薬を使用せずに育てる予定です。

大豆(枝豆)の育苗は苦手で、腐らせたり徒長させてしまいます。水やりは一回のみにしてますが、それでも春まきの枝豆は腐らせて失敗しました。とりあえず今回は無事に発芽してくれました。良かった。

梅雨の時期で徒長は免れない感じがしますし、雨予報が続くので定植のタイミングも難しい気もします。収穫まで遠い道のりです。

それにしても、見た目は普通の大豆が、膨らんで緑の芽となりぴょこぴょこ出てくる様子は面白いなぁ。

目指すところは…

お米も栽培してみたいです。

いつかは種麹(米麹を作るときに使う菌)も作ってみたいな…なんて思っています。昔の人は稲穂にできる稲麹という黒いカビのようなものから種麹を作ったそうです。今はそんなことはしないので、稲穂に稲麹がつくのは病気扱いになり嫌われているのだとか。

田んぼもないのにお米、さらには種麹も作るなんて、何年、何十年越しになるかもしれませんし、達成できないかもしれません。

まずは、大豆が無事に収穫できるのかどうか。

どこまで達成できるのか、せっかくなので記録に残してみようと思います。

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