美味しい味噌づくりを目指して、まずは大豆栽培に挑戦しています。
大豆の育苗の時点で、さっそくの試練でした。
育苗の様子
6月29日に播種(種まき)した大豆は、 ひょろひょろ~と間のびした状態です。 徒長(とちょう)してしまいました!
写真は7月13日の苗の様子です。育苗はベランダでしていますが、雨だったし室内での撮影です。
今年の梅雨は長雨です。一週間以上も雨が続いて、晴れ間もほとんどない状態でした。
これで徒長させないことのほうが、難しいかもしれません。
苗の大きさとしてはすでに畑に植えたい(定植)時期です。しかし定植予定の市民農園は、水がたまってなかなか足を踏み入れる状態ではありませんでした。
「摘芯」を決意
あまりにもひょろひょろのため、この苗は諦めて種をまきなおそうかなと悩みました。
そんなときに、同じような定植できない状況の黒大豆を摘芯したという内容のブログを読みました。
大豆(枝豆)の育苗では、収量アップと徒長回避の目的で「断根」と「摘芯」をするという方法があります。根っこと、双葉から上を切ってしまうのです。
摘芯だけでもいいということに気付かされ、マネさせていただきました!
参考にさせていただいたのは、ヒゲおやじの気まま流野菜づくり日記というブログです。
一方的に見させていただいているだけなのですが、野菜を植えるタイミングだとかいろいろな栽培方法など参考になるし毎回楽しく読ませていただいています。
摘芯は、7月13日に決行しました!双葉の上をバッサリとカットするだけです。
例年7月20日前後に私の住んでいる地域は梅雨が明けているようなので、そのくらいには新たな葉が出て定植するのにちょうどいい状態になっていることを期待して摘芯しました。
とはいえ、新たに種をまきなおそうか迷っていたくらいなので、失敗してもしょうがないという心境でした。
定植
ようやく畑の水も引いたので、7月22日に定植しました。
苗はこんな感じに新たな葉も出て、ちょうどいい状態ではないでしょうか?
一部は、葉が黄色くなり落ちてダメになったものもあります。
午後からはまた雨予報。次の日以降も雨予報が続くので、私の予定的にも「ここで植えなきゃまた植えられなくなる!」という状況で、頑張って植えてきました。
昨年はカメムシの被害で全滅したことから、今回は防虫ネットをしました。
まとめ
昨年は雨が少なくて気づきませんでしたが、大豆の種まきのちょうどいい時期は梅雨です。今年は、種まきの時期と定植の時期の見極めが難しい梅雨でした。
そしてまだ梅雨は明けそうにありません。一年に1回のチャンスなのに、いろんな気候がありパターンがある。野菜づくりは、難しくて飽きることがありません。
今後無事に大豆は成長するのか?カメムシ対策はうまくいくのか?挑戦は続きます。
追記:大豆の摘芯をする場合としない場合の違い
摘芯する場合としない場合では、収穫する大豆に違いがあるということを知りました。
この時の大豆は、カメムシ被害に遭うこともなく無事に収穫することができました。
初めての収穫で嬉しかったのですが、大豆の粒の大きさがかなり小さめでした。
味噌づくりが目的なので小さくてもいい気もしますが、大豆は乾燥した状態になるし大きい粒にした方が見た目はいいかもしれません。
ちなみに市民農園の一部に植えて株数も少なかったため、味噌を作るほどの量の収穫もできませんでした。
挑戦はまだまだ続きそうです。