農地の面積について話す時、「ややこしいな~」と思うことがあります。
というように、いろいろな単位で言うことができるのです。しかも上の3つは、だいたい同じ面積です!
農業に関わる前は馴染みがなく、毎回頭の中で変換しなければいけないのですが、時々わからなくなってしまうことも。
そこで、今までに私が聞いたことのある農地に関連する単位についてまとめてみました。
a(アール)、ha(ヘクタール)とは
メートル法による面積の単位です。農地法、行政の文書などでは、農地の面積の単位は、a(アール)やha(ヘクタール)で表記されているのを目にします。
歩(ぶ)・畝(せ)・ 反(たん)・町(ちょう)とは
尺貫法による面積の単位です。田畑や山林の面積に用います。
尺貫法は、現在では廃止されています。
しかし農家の会話の中では、この単位が一般的に使われているように感じます。地域によるのかもしれませんが。
「畝」や「反」はとてもよく聞きます。「歩」は小さい単位だからか、あまり聞いたことはありません。最近初めて聞いた「町」は、広い土地がある地域だと、よく使われるのかもと思いました。
筆(ふで・ひつ)とは
不動産業務において使われる単位です。
「一筆(いっぴつ)の土地」とは、登記された一区画の土地のことです。農地に限らず、土地や建物で使われます。
「農地を借りるときは、基本は筆単位。もし一部分を借りる場合は耕作面積○○㎡以上」など、地域によって決まりがある場合があります。
(私の住んでいる地域の「利用権設定」で農地を借りる場合に、こういう決まりがあります)
まとめ
以上、農地に関連する単位についてまとめてみました。
今後わからなくなったときは、このページをコソッと見れば大丈夫!なハズです。