【トマトの種のとり方】いろんな固定種トマトの種をとりました♪

農業の知識

固定種のトマトを育てたら種をとるのがおすすめです!

トマトは完熟した状態で収穫しやすく、種とりが簡単だと思う野菜です。

今年は畑で育てた7品種のトマトの種とりをしました。

種とりのポイントや気をつけることなど、まとめてみました。

ちなみに、種とりするなら固定種がおすすめです。

種をとるトマトの選び方

後に残したい形質の、お気に入りの株のトマトの種を残します。

例えば…

  • 味が良い
  • 形が良い
  • 色がきれい
  • 大きな実がたくさんついた
  • 早く芽が出た
  • 生育が良かった
  • 畑に合っていると感じる

などなど。

完熟したトマトを収穫

トマトを完熟させて収穫します。

できれば何日かさらに置いて追熟させたら良い種をとる確率が上がります。

ただし割れたり傷がある実はカビが生えてしまうので、すぐに種をとります。

完熟させるために長く置いておくと、割れたり虫に食べられたりすることはよくあります。

トマトの種のとり方

ミニトマトの種をとる様子です。大玉トマトでも同じです。

種のとり方
  • STEP1
    トマトをカットする
  • STEP2
    種を出す

    中の種を絞り出します。余った果肉は食べれます。

  • STEP3
    種を洗う

    水で洗って、種の周りのゼリー状のものや混ざった果肉を取り除きます。

    茶漉しを使って種をこすりつけるようにして洗うととれやすいです。

    洗ってすすいでを3回ほど繰り返すとだいぶ綺麗になりました。

  • STEP4
    乾燥させる

    毛羽立ちにくい布の上で乾かすのがおすすめです。ゼリー状のものが残っていると種がくっつきやすいのですが、手ぬぐいのような布だとはがしやすいです。

    乾燥したら袋に入れて保存します。ちなみにこれ以降水に濡れてしまうと発芽してしまうので注意です。

大量に種をとるなら発酵させる方法がおすすめです。

STEP2のトマトの種を採りだした状態で、容器や袋に入れて2、3日置いて発酵させるとゼリー状のものがとれやすくなります。

ただし少量の場合は発酵が進みやすく、カビが生えやすいです。

私は量も少ないので最近は発酵させていません。少量だと水分が蒸発しまってカラカラにさせてしまったこともあります。

あと発酵したトマトの匂いもあまり好きじゃないかな。

種を保存する

乾燥させた種を保存します。

おすすめは冷蔵庫での保存です。

私は乾燥材を入れて空き缶に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しています。

この方法で少なくとも3年以上、5年経っても発芽する場合もあります。

来年以降会いましょう♪

種をとって育てた野菜はとても愛着が湧きます。

種をとり続けていると畑にもなじんで育てやすくなるともいわれています。

ぜひ来年以降も楽しんで育てたいと思います。

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