などの理由から、固定種の野菜に興味を持ったり栽培したりする人が増えているように感じます。
前回の記事に書きましたが、固定種のタネは身近なホームセンターなどでも買えます。
一方、固定種を取り扱っている「タネ屋さん」では、魅力的なタネをたくさん発見できます!
春から借りる予定の農地でいろいろな品種を試そうと思い、ネット通販でついついたくさん購入してしまいました。
ちょっと珍しい固定種野菜のタネが購入できるお店について、利用してみて感じる特徴なども含めて、まとめてみました。
野口のタネ(野口種苗研究所)
埼玉県飯能市にお店があるのですが、オンラインショップがあるので購入しやすいです。
柔らかくて輸送に向かないなど、効率化の過程で栽培されなくなった味の良い品種などを取り扱い、「家庭菜園では固定種を!」とおすすめしています。
HPやタネの袋には、栽培方法・タネのとり方についての情報などがあり読んでいて楽しいし参考になります。
野口のタネが取り扱っているタネについて説明してくれるYouTube動画も、タネ選びにとても参考になりました。いつかお店に直接行ってみたい。
たねの森
たねの森は、すべて農薬・化学肥料を使わずに栽培されたタネを取り扱うのが特徴です。
農薬や化学肥料を使用しない栽培をする場合、相性がいいと思います。
ヨーロッパで有名な有機農法である、バイオダイナミック農法のタネもあります。バイオダイナミック農法は、世界で最も厳しい有機認定基準とも知られているのでより有機栽培に向くと思います。
実際、昨年育ててみたイエローペアというミニトマトは、生命力と適応能力が高くて育てやすく感じました。
カラフルな色だったり形だったり、日本では見かけない珍しい品種を多く取り扱っています。
袋も可愛い♪カタログもおしゃれで見ていて癒されます。
郵送で購入するときは直接連絡先へ注文するようになるのですが、私はメールに必要事項を入力して注文しました。すぐに対応していただけました。
光郷城 畑懐〔こうごうせい はふう〕(浜名農園)
日本の定番野菜の「元祖」のタネがそろっているという印象の畑懐のタネ。
例えば黒田五寸ニンジンは、ホームセンターなどで売られている数ある黒田五寸系ニンジンの元祖である、黒田五寸人参原種育成会のタネを取り扱っています。
つる新種苗店
以前からタネを検索するとよく検索結果に挙がってきて気になっていたつる新さん。長野のお店のようです。
今回初めて利用させていただきましたが、迅速な対応でタネを送ってくれました。
珍しいトマトのタネと緑肥を購入。
緑肥を多く取り扱っているのも特徴かなと思いました。
特に、自然農法を実践されている竹内孝功さんの自然菜園とつる新種苗コラボの「緑肥mix」を取り扱っているのも面白いです。
まとめ
以上、ネットで購入できる魅力的な固定種を取り扱っているショップの紹介でした。
他にもあると思いますし、もしかしたら住んでいる身近にも素敵な「タネ屋さん」があるのかもしれません。
タネにもこだわりつつ、「美味しい野菜づくり」に挑戦していきたいです。