白菜の種取り(自家採種)に初挑戦しました。
アブラナ科は交雑しやすいらしいので、白菜の種とりは今まで敬遠していました。
が、珍しく白菜栽培がうまくいったので種もとってみることに。
種とり自体は簡単で、良さそうな種を大量getできました♪
そんな、初めての白菜の種とりの様子です!
品種は「野崎二号白菜」(固定種)

育てた品種は野崎二号白菜。固定種です。
野崎二号は私にとって育てやすく、葉が柔らかくて美味しいお気に入りの品種です。
巻く時は、上からパタッと折れるようにしてしっかり巻くタイプの白菜です。
種をまいたのは2024年の9月~10月にかけて。
虫に食べられたりして無くなったら植え直したり直播きしたりを繰り返し、農薬化学肥料不使用で育てました。
交雑しないように防虫ネットで囲う

2025年春、花芽がつく頃、隣り合った四つの株を種とり用と決め、交雑しないように防虫ネットでしっかりと囲いました。
支柱を4本立てて、防虫ネットでぐるぐる巻いてクリップで留めました。下も防草シートを抑えるピンでしっかりと留めました。
それでも入っている虫はいたので、残念ながら交雑している可能性はあります。
種とり用にした株は、巻かなかったものと巻いたものが混ざっています。巻いたものは花が咲きやすいように巻かれた部分をむしって開きました。
種とりの様子

5月27日、種を見るとカラカラに乾いているようだったので種をとってみました。
ちょうど一部は自然と弾け始めたベストなタイミングです!
いったん株ごと切り取って、外した防虫ネットの上に置いたら置いた衝撃ですぐに種がこぼれ始めました。防虫ネットの穴よりは種が大きかったみたいで良かった。

ここから移動したらさらに弾けそうだったので、この場で鞘の部分だけを切り取ってビニール袋に入れました。
残った株はこんな感じ。

ビニール袋の口を閉めて、上から全体を手でぎゅっぎゅっと押してつぶしました。
すると簡単に種が弾けてビニール袋の底に溜まっていきます。

最後に殻などを取り除いて種とり完了です♪意外と簡単に終わりました。
カビとかも生えていないし、プリッとしてツヤッとしてなんかいい感じの種が採種できたような気がします。
コンパクトに見えますが、たぶん何千粒もあるんじゃないかなと思います。
秋に蒔く予定

秋に蒔いて栽培してみたいと思います。
保険として購入した種も育てる予定ですが、秋に育ててみて大丈夫だったらその次の年は心置きなくたくさん使おうと思います。
この種がどうだったのか、追ってこちらで報告したいと思います。