という目的で、念願だったミニサイズのビニールハウスを設置しました。
寒い2月に作り始め、完成したのは3月。
なんとか夏野菜の育苗に間に合い、現在はハウス内で苗づくりの真っ最中です。
小さくてもハウスがあるとすごく便利!雨の日も作業ができるし、物も置けるし。
作成したミニハウスについてのご紹介です♪
セットの購入と補強と改造
コメリの「豊作ベジハウス ロング」を購入
ビニールハウスづくりはまったくの初めてで知識がなかったので、セットを購入しました。
購入したのは、コメリの「豊作ベジハウス ロング」
幅2.2m✕奥行6mの家庭菜園向けハウスにしては大きめサイズで、価格は税込み34800円と格安でした。
安いので仕方ないと思いますが、パイプが薄く感じるなど強度には不安を感じました。
補強
強度に不安を感じ、また設置場所も風があたるところなので心配になり何か所か補強をしています。
今後も様子をみて補強個所を増やしていこうと思っています。
改造
セットを購入したものの、途中から好みに改造することにしました。
改造したのは以下の点です。
防虫ネット&巻き上げ機の設置
育苗するのでどうしてもこれは付けたかったのです。
しかし、ビニエースというものを設置したり螺旋杭を別に設置したりするなど大幅に改造することになり、時間とお金が掛かりました。
結果的にはハウスの補強にもなっていると思います。
現在育苗して使用していますが、巻き上げ機があると簡単に開けたり閉めたりできるため、すごく便利です!
「農ビ」を「農ポリ」に変更
セットのビニールは、「農ビ」が付属していました。
個人的に農ビの匂いが苦手なので、「農ポリ」に替えることにしました。
ビニールハウスに一般的に使用される「農PO」の使用も検討したのですが、流滴剤などをコーティングなどしていない安価な農ポリを使用することにしました。
育苗するだけだし、雨水タンクも設置するので何もコーティングしてない方が逆にいいかなと思ったからです。
厚さのある幅広の農ポリは、ネットで探しても少なかったです。
厚み0.1mm×幅360㎝×長さ100mという農ポリを楽天でみつけることができ、購入しました。
100mも必要ではなかったのですが、4、5回張る分があるので、今後張り替える分をまとめて購入したと思えば、まぁいいかなという感じです。
農ビ=農業用塩化ビニルフィルム:保温効果が最も高い。重さがある。伸びるのでパッカーでとめやすい。使用しているとだんだん黄色くなり硬くなる。
農PO=農業用ポリオレフィン系特殊フィルム:農ポリや農酢ビなどを多層構造にして保温性を向上させたもの。農ビよりは保温効果が劣る。
農ポリ=農業用ポリエチレンフィルム:上記2つより保温効果は劣る。
雨水タンクの設置
ハウスの屋根を利用した雨水タンクを設置しました。
ホースの先には200ℓのローリータンクがあり、たくさん雨が降るときは1日で100ℓ以上溜まります!
今までは雨水をポリバケツに溜めたり、お隣の畑にある井戸をお借りして手動で汲んで使用していました。
タンクには蛇口を設置したので、蛇口をひねると水が出るという環境は超便利です!
改造個所や補強については、こちらの動画を参考にさせていただいています。
掛かった金額
いろいろと改造した結果、トータルで10万以上掛かりました。
5万円くらいで作れるかなと思いましたが、全然無理でした。
ビニールハウスは数百円、数千円の資材が積みあがっていき、地味に掛かるなぁ~という印象です。
セットを購入して使わなかったものもあるので、ゼロから自作すればもう少し抑えられたように思います。
でも知識も必要だし時間もかかるので、初心者には難しいとも思います。
まとめ
以上、作ったミニハウスについての紹介でした。
ミニハウスはすごく便利なので、作って良かったです。
でも後悔したこともたくさんあって、それは別でまとめてみました。