『アナスタシア』に書いてある、気になる野菜の育て方

就農準備

『アナスタシア(響きわたるシベリア杉シリーズ)』という本を読みました。

とあるブログでこの本を紹介していて、不思議な野菜の育て方についても書いてあることを知り、気になっていました。

農業というより、家庭菜園をやっている人は試してみたくなるかも!?

アナスタシアとは

著者であるウラジーミル・メグレ氏はロシアの起業家。シベリアの森に住む不思議な女性、アナスタシアと出会います。

アナスタシアの話すことは、信じがたいと思える内容ばかり。

不思議な話に素直には信じられないけど、本当かもしれないと惹かれる部分もありつつ読み終えました。

アナスタシアの教える野菜の育て方

アナスタシアが教える育て方で育てた野菜の実は、種をまき、育てた人にこんな効果をもたらすのだと言います。

あらゆる病を癒すばかりか、老化のスピードを緩慢にし、悪習を取り除き、さまざまな知的能力を増大させ、心の平安までもたらすのだそうだ。

引用:ウラジーミル・メグレ (2012年 )『アナスタシア( 響きわたるシベリア杉シリーズ)』 ナチュラルスピリット 128P

「本当~?」と思ってしまいますが、気になります!

種に情報を

種には自分の健康に関する情報を伝える必要があるとアナスタシアは言います。

その方法とは、

  • 種は舌の裏において9分間唾液に浸す
  • 30秒以上手のひらに載せてから撒く
  • 畑には素足で入る

などなど。他にもいろいろあるのですが、気になった方はよかったら本を読んでみて下さい。

種を手のひらにのせたり、唾液に浸したり、もしかしたらその人に住んでいる微生物(常在菌)を与えて、その人の状態を教えてるのかも?と、私は思いました。

ぬか床を素手で混ぜると、その人の常在菌により味が変わるというように。おにぎりも、にぎる人によって味が変わります。

土の中には何億もの微生物が住んでいて、特に有機栽培では、微生物の働きがなくては植物は育ちません。

地球上に存在する多くの微生物について、その生態や役割など未解明なことも多いので、何らかの作用はあるかもしれない?そう思いました。

他にも草は全部抜かないとか、「草生栽培」についても勉強中の私には、興味を惹かれる内容でした。

もしこの栽培方法を試してみるのなら、消毒や農薬のかかっていない種で試すべきです。自分で自家採種(種とり)した種とか。

そう考えると、アナスタシアの教える育て方は、自然農法自然栽培に近いのかもしれません。

みつばちを一家族以上飼う

アナスタシアは、畑には巣を作ってみつばちを飼うことをおすすめしています。

蜜蜂がもたらす恩恵は絶大で、ほかのどんな生きものよりも格段に高い正確さで効果的に受粉して、植物の産出量を増大させる。

引用: ウラジーミル・メグレ (2012年 )『アナスタシア( 響きわたるシベリア杉シリーズ)』 ナチュラルスピリット 136P

世界中でみつばちは減少しています。みつばちの減少は、生態系への影響・懸念から、大きな問題にもなっています。

畑の受粉を手伝ってくれるし、ハチミツやミツロウも分けてもらえる。今まで考えたこともありませんでしたが、「日本みつばちを飼うのもいいかも♪」と思いました。

住んでいる環境から今は無理ですが、今後チャンスがあれば。

まとめ

農業に役立つのかはわかりませんが、野菜を育てる者としては興味深い内容でした。

今後も植物の育て方について触れることもあるのかなと思い、続きの巻も読んでみようかと思います。

それにしても、アナスタシアの教える方法で育った野菜の効果は気になります。

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